ロシア旅行(14)

※ロシア旅行(14)-2004.9.27-

30分後に、土産品店を出て、再びバスに乗車する。
バスは暫くして、モスクワ川沿いを走る。 やがて、ク
レムリンの城壁が見えて来た。 一番高い塔が、イワ
ン大帝の鐘楼である。 大クレムリン宮殿が全貌を現
した。 なるほど、モスクワ川を距てて見る宮殿は、誠
に優美である。

大クレムリン宮殿

 かって、クレムリン南西部のボロヴィツカヤ丘には、
 クレムリン宮殿があり、4階にはツァーリ(皇帝)が
 居住していた。

 1812年に、この宮殿が焼失した後、同じ場所に、
 チチャゴフ、ゲラシモフなど著名なロシア人建築家
 たちによって、1838年から1849年にかけて、大
 クレムリン宮殿が建設された。

 700の部屋は2万本のローソクで照らされていた。
 19世紀の家具、シャンデリア、絨毯、楽器、絵画、
 彫刻など傑作がふんだんにとり入れられ、パリの
 ルーブル宮殿に劣らぬ豪華さを誇っていた。

 1934年の改築で、3,000人収容のソ連最高会
 議(現ロシア国会議場)が建設された。 現在、大
 クレムリン宮殿は、外国政府要人、国家元首との
 会見に用いられているため、残念ながら一般には
 公開されていない。

大クレムリン宮殿をバックに写真撮影の時間を設け
てくれたが、バスを降りて、道路を横切り反対側に
行くのに一苦労する。 何しろ、横断歩道が無いの
で、渡るタイミングが難しい。 気温は9℃位で、名
古屋と15度も差があるが、そんなに寒くは感じない。

15分後にバスに戻る。 バスは夕食のレストランに
向かう。 つまり、クレムリン武器庫の見学後は、い
わば夕食までの時間つぶしであったが、僅か15分
とはいえ、モスクワ川畔を散歩出来たのは、想い出
に残ることだろう。

さて、18:00過ぎレストランに着く。 レストランの名
前は、「ハンティング・クラブ」で珍しく看板が英語で書
いてある。 どうやら、文字通り、外国人ハンター達の
クラブを兼ねているらしい。 

店内に入ると、ハンター達の獲物であろうか、動物の
頭部はく製が壁にとりつけられている。 トナカイは愛
嬌があるが、クマはどう猛な感じで恐い。 まさか、ク
マの肉が出てくるのかと緊張するが、メイン・ディッシュ
は普通のステーキであった。 ウオッカを飲みながらの
食事は最高で、ロシアに来て良かったと痛感する。

モスクワ川と橋

14-01

モスクワ川とクレムリン城壁

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一番高い塔がイワン大帝鐘楼

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大クレムリン宮殿

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聖ワシリー聖堂(中央の向こうが「赤の広場」)

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町中の教会(車窓より)

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